桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】


「はい」



「俺も真剣に答えますね」



「お願いします」



「たぶん無理です」



「……………」



「彼方は過剰保護意識と異常庇護欲の塊ですから、たぶん無理だと思われます。三人で遊んでください。……桐さん?」
 


………目に見えて――と言うかもうはっきりと、桐さんは膝を抱えてしまっていた。


これって頭いくつ分低い状態?



……あれ、今度は俺の所為?



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