桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】
「ほんと⁉ てか、うわっ、芸術的加点もしていいと思うほど綺麗だったんだけど! 彼方さんのくせに!」
「どういう意味だ安里」
自分でボールを拾いに行っていた彼方の声は半ギレ。
「次も先攻もらっていいのか?」
「――止めます」
……桐さん、めちゃくちゃ体育会系&好戦的だなー。
彼方相手には俺たち二人がかりでいいかと思ったんだけど……俺も
「う……わああああああああああん!」
「「「!」」」