桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】


「地球が最後の日って」
 


家に帰ってから、安里識輝の言葉が頭の中で繰り返されていた。


一体何があってそんな話をふっかけてんだ、あいつは。
 


ふと、バルコニーに繋がる窓の方を見た。



その先にはひむの部屋の窓が見える。


恋理が一緒に帰ったと言うから、何か企んでいないかと心配になる。



例えば、今日の安里の様子とか。



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