桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】


しかし恋理はそれだけでは納得がいかなかったようで―ー滅茶苦茶嬉しそうな顔してるけど――更に問いかける。



「彼方……女の子相手に何したの?」
 


……やべえ……彼方が桐さんに近づいていたショックは、彼方の手で簡単に溶けてしまい、今度は発言を問題視し始めちまった。



「まー、何てゆーか……」
「恋理ちゃん! 氷室くん!」



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