桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】
★幼馴染との関係
「ひむ、今日の晩飯なに?」
「うどん。カツ丼よりいいかなって」
「……なんでカツ丼と比べた?」
彼方と恋理を迎えて、四人で帰る。
桐さんは落ち着かなさそうにしているけど、俺はばっちりお隣ゲット。よっしゃ。
ただ、一緒にいられるのも少しだけ。
すぐに道は分かたれてしまうようだ。
「氷室くん、バスケ経験は?」
桐さんは、ボールを指で廻しながら歩いている。