未定
「わぁぁぁあ!間違えましたぁ!」

急いで家を出ようとしたとき。

「あらぁ!美夏ちゃんじゃなーい?かわいくなってぇ!」

この声。。

小さい頃よく聞いた声だ。

振り向くと

「おばさん!こんにちわぁ!」

裕也のお母さんがいた。

「あ、裕也に会いに来たの?そっかぁ。10年振りだもんねぇ!」

「はい!」

10年かぁ。

裕也かっこよくなってんのかなぁ?

「まだあの子帰ってないのよぉ。あの子の部屋で待ってていいわよぉ。ていうか、上がっていってね!」

「は、はい!」

そう言うとおばさんは奥の部屋へと行ってしまった。

てか、なんで黒瀬君がいるんだ?

おばさんは何も気にしてなかったけど、どうして?

聞いてみようかな?

「ね、ねぇ?なんでいるの?」

「は?俺のこと知らねぇの?」

は?

俺のこと知らねぇの?

何て聞かれてもさ?

今日初めて会ったのに。

それに黒瀬君のこと逆に知ってたら怖いじゃん。。

「どういうこと?」

「まぁ。詳しいことはまたあとで。」

何て言うと私の手をつかんで裕也の家に引きづりこんでいった。

「え?ちょ。」

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