ライオンとパンダ
「そうっすねぇ、今日も五時過ぎなのに、まだ少し明るいっすもんね。」

 この後半田君は復活、私は歩きなので、半田君は自転車を押しながら送ってくれました。

 私達は少し薄暗い中、川沿いを歩いていました。

 何かいいなぁ、横にいるのが彼氏だったらなぁ、何て思いながら歩いていると。

「ライオンさん、もしかして後ろの人がパンダっていう奴じゃないんっすか。」

「えっ?」

 忘れていた、てか忘れっぽいね私、今度手にマジックでかいとこう、私にはストーカーがいるって。

< 107 / 479 >

この作品をシェア

pagetop