ライオンとパンダ
 私は部屋に入り、私しかいないのに顔を隠して泣いた。

 何だろうなぁ・・・涙が止まんない、怖かったからかな、いや違う気もする。

 何でだろう、パンダの泣いているように見えた顔が 頭から離れない。

 あいつ私に何て言おうとしてたんだろう。

 何でだろう、気になって仕方ないよ。

 ハァ、今日の私、良くわかんないよ・・・。

 その後私は曽和子が慌てて部屋に入って来るまでね、寝てたみたい、泣きすぎたかな。

「ライオン大丈夫?何かされたの?怪我は?」


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