ライオンとパンダ
 んで会社の前で待ち伏せして曽和子が来たら思いを伝えるはずだったみたいなんだけど、緊張して言えなかったみたいなのよ。

 それでずっと曽和子の後ろついて行ったら家がわかってしまったみたいな感じなんだって。

 そいで次の日も会社の前にいたら、会社の元上司と会ったみたいでね、それで会社の前で待つのは止めたみたいなの。

 んで結局曽和子の家の近くの曲がり角に場所が変更されて、曽和子を待ってたんだって。

 でも緊張して話し掛けれずに、ストーカーみたいになっちゃった感じだそうです。

「じゃああんたはストーカーをするつもりは無かったんだ。」

「勿論。」

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