ライオンとパンダ
「その人は会社では会うの?」

「いや、この半年間ぐらい全く。」

「いやぁ多分そいつ曽和子のことずっと好きだったのよ、モテるねぇまったくぅ。」

「茶化さないでよ、こっちは怖い思いしてんのよ。」

「いいじゃん誰かに好かれるってのは。」

「まぁ確かにそうだけど、もっとマシな人がいい。」

「マシねぇ。」

 いちおうバーテンさんの方を見といてやった、バーテン照れてニヤついてやんの。

「でも羨ましいなぁ、私もストーカーするぐらい好きになってくれる人いないかな。」
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