ライオンとパンダ
 あぁ、色々あったなぁ、短い時間だったけど。

 何か毎日が変わった気がしてたんだけどなぁ。

 勘違いだったみたい。

 あーあぁ、せっかくパンダの事・・・。

「ライオン!」

 あれ?曽和子じゃん追ってきてくれたんだ。

「ライオン、どうすんの?」

 どうするも何もねぇ、決まってんじゃん。

「もう会わないよパンダと。」

「いいの?」

 何よ曽和子そんな真剣な顔して、パンダに奥さんがいたんだよ、いつもみたいに私のことバカにすればイイじゃん。

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