ライオンとパンダ
と納得してくれたが。

「ライオン一人で入りなよ。」

「えっ。」

「女二人で入るのはマズいでしょ。」

 確かにだが、こんなとこ一人で入るなんて、酔っ払ってる時ならまだしも、今は結構素面にちかいぞ。

「じゃあ私は店の前でまってるのは嫌だから、あっちのバス停のところでまってるわ。」

 おいおい話を勝手に進めないでくれよ、まっ待って下さいお嬢さん。

 まぁ待つわけ無いよね、とりあえず深呼吸、すぅーはぁー、よしいざ筆陣。

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