ライオンとパンダ
 てことはあだ名知ってんのも曽和子のせいじゃん。

「やっぱ曽和子のせいじゃん。」

「えぇー?」

 その後散々曽和子に文句いってやった。

「まぁまぁ、ほら住所は知られてないんだしさぁ、大丈夫でしょ。」

 確かにだけど、何だろう曽和子にストーカーが付いた時は全然不安な気持ちにならなかったのに、いざ自分ってなると不安が爆発しそうだ。

 確か曽和子もこの前こんな感じだったなぁ、何かまだ一週間も経ってないのに、すごく昔に感じるよ。

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