ライオンとパンダ
「あっ、やっぱ当たってた、ほら長い付き合いじゃない、あんたの考えてること何て直ぐにわかるわよ。」

 さすが曽和子大好きだ、もう曽和子が男だったらいいのに。

「でも曽和子、いくら好きって言ってくれたからって、パンダはストーカーだよ。」

「んっ?」

「何惚けて、さっき曽和子がパンダがいるじゃんって言ってたじゃん。」

「あっ、あのパンダなら、ほら。」

 曽和子が指を指した方角に着ぐるみのパンダが。っておいっ!

「あれと写真撮りたいんでしょ。」

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