なみだｄｏｌｌ

杏莉が･･･？侑李たち相当イジメたんだ･･･。





「ぁ･･･じゃぁあたし学校に遅れるからからいくね？」




「は？ぜんぜん瑠香･･･違うじゃん･･･」





そう寂しそうに言った侑李の声は聞こえなかった。




あたしは学校へ着くと急いで教室に入った。遅刻しそうってのもあったけど慶が怖いんだ・・・。





机に座り、携帯を開く。怖くて切っていた電源を入れる。




履歴には誰からもメールや電話はなかった。




少し、ホッとする。しばらくして担任が入ってきた。