なみだdoll
「えー静かにッ!!転校生を紹介する。入ってきなさい」




入ってきたのは確かに杏莉だった。でもストレスのせいか目の下にクマができている。




「立花 杏莉で・・・す・・・よろしくお願いします」





「じゃあ立花には空いてる席に座ってもらおうか」




杏莉は空いてる席にすわる。突然、あたしと目が合った。




「ねぇ、立花さん?」




「ひゃッや・・・やめてくださいッ」




杏莉は怯えたように床に座りこむ。




「おい?立花?どうした~?誰か保健室連れてってやれよー」


















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