なみだdoll
杏莉は何度も頷いていた。





「立花さん、じゃなくて杏莉って呼んでもいいかな?」





「うんッ!!」





杏莉に自分の気持ちが言えてよかった。




だから今度は慶に言わなきゃ、あたしの本当の気持ちを。





携帯を開いて慶にメールを打つ。





少しずつ前に進みたい。




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