なみだdoll
崩壊
学校に着いてからずっと考えていた。



あの日の事を....



「瑠香ちゃ・・・ん?どうしたの?」



杏莉が心配そうに聞いてくる。



「だいじょーぶ。心配してくれてありがとう」



そう言って作り笑いをする。




「わ・・・私が麗衣と会ったから!?そーだよね?」



初めて杏莉の口調が強いのを見た・・・。



「・・・」



「瑠香ちゃん、麗衣の事好きなんだよねッ?」




「・・・。そーゆう杏莉・・・は?」



あたしは恐る恐る聞いた。
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