誠の桜に止まる蝶

sido沖田

綺麗な月の晩。

僕は生憎の夜の巡察で、しかも相手は土方さん。

「土方さーん、一発殴らせてくれませんか?」

「なんでだよっ」

「暇なんですよ。」

「まあ、たまには暇っていうのもいいんじゃないか?」

「いい俳句が思いつくからですか?」

「総司、貴様・・・」

土方さんからどす黒いオーラが立ち込める。

やば・・・墓穴ほった(笑)

二人でにぎやかに騒いでいると大きな桜の木の前にたどり着いた。
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