誠の桜に止まる蝶
そうこうしているうちに土方さんが戻ってきた。

「おい、古高が吐いたぞ!!」

「え?」

私はおもわず声を上げる。

「今すぐ近藤さんの部屋に集まれ!!」

「「はい!」」

私たちは勢いよく返事をする。

「いこうか蝶!」

「うん!」

私は沖田さんと歩きだそうとした。

すると風景がゆがむ。

え?

この風景・・・うちの神社?

私は頭を思いっきり左右に振る。

すると風景はすっと消える。

「蝶?」

沖田さんが不思議そうにこちらをみている。

「あ、いえ!行きましょう!!」

私は気にしないようにしてあるきだした。
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