誠の桜に止まる蝶
「私、すごいさみしかった・・・。沖田さんと、もう二度と会えないんじゃないかって・・・怖かった。」

「俺もだよ。蝶」

「だけど、よかった。ちゃんと沖田さんの傍に帰ってこれて・・・」

私はそういってにっこりとほほ笑む。

すると沖田さんは顔を真っ赤にする。

「沖田さん?」

「はあ・・・・蝶、かわいすぎてずるい。」

「ええっ?私全然かわいく・・」

最後までいう前に沖田さんに口をふさがれる。

「次から否定したら口づけするから♪」

「ええっ!!ずるい・・・」

私は顔を真っ赤にしながらうつむく。

「ねえ蝶?」

「ん?なんですか?」

「総司って呼んで?」

「え?」

「お願い。」

そ、そんな綺麗な瞳で見つめられるとこまるよぉ。
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