誠の桜に止まる蝶
正直今までたくさんの女の子から告白されてきた。

だけど、どうしてもなにも感じなかった。

好き、とはなんだろうと考えてしまう。

そんな俺を近藤さんは心配している。

壬生浪士組からの付き合いだから保護者のような気持なのだろう。

今も昔も近藤さんのために剣を振るう。

それだけの人生でいいような気もする。

だけど、結婚している近藤さんはどうしても俺や土方さんにも結婚をさせてやりたいらしい。

土方さんはまったくとりあわないようだが。
< 240 / 260 >

この作品をシェア

pagetop