誠の桜に止まる蝶
「落ち着いた?蝶ちゃん。」

沖田さんが優しく私を見つめる。

「はい。」

「じゃあこれからよろしくな。蝶ちゃん。」

近藤さんが元気よくあいさつする。

「はい。よろしくお願いします。」

顔を上げて笑顔であいさつするとその場の誰もが固まった。

「え?みなさんどうしました?」

土「い、いやなんでもねえよ。」

心なしかみんな顔が赤いような・・・

ま、気のせいか!

近「さ、さあ蝶ちゃんの配属も決まったことだ!みんなあいさつするか!」

原「まず俺からだな。十番隊隊長原田左之助だ。これからよろしくな?」

平「俺は八番隊隊長藤堂平助!よろしく!」

斎「三番隊隊長。斎藤一。」

永「2番隊隊長永倉新八!どうぞよろしく!」

沖「一番隊隊長。沖田総司です。ってもう知ってるよね。」

土「副長。土方歳三だ。」

近「そして俺が局長の近藤勇だ。これからはここを蝶ちゃんの家だと思ってくれよ。」

蝶「はい!舞桜 蝶です。よろしくお願いします」

私の居場所・・・
温かい人たちに出会えてよかった。


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