月の綺麗な夜に。

しばらくすると、
「そろそろ帰らなきゃ。あなたもお家にお帰り。」

と言って、女の子達は帰って行った。


私に、家に帰るように声を掛けたのは、やっぱり首輪してるしそう思ったみたいだった。


『私も早く家に帰ろう。』



当然、私の家はクロのいる橋の下なんだけどね。


< 155 / 210 >

この作品をシェア

pagetop