月の綺麗な夜に。

「ただいま〜。」

女の子は帰って来るなり私の所に走って来た。


「ただいま。」

と言いながら、頭を撫でた後、ギュッとされた。


『くっ、くるしいって!』

思わず手を突張ってしまった。



「あっ、ゴメンね。」

頭を撫でながら、今度は優しく抱っこしてくれた。




解ってくれたんならいいけど。

今日はいっぱい遊ぶからね。



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