月の綺麗な夜に。

弟が寝静まったのを見計らって、女の子のベットへ降りた。


「どうしたの?」

まだ、起きていた女の子のベットに潜り込む。



「じゃあ、一緒に寝よ!」


『本当にありがとう!』




「な〜に?可愛いいね。」

頭を撫でながら、女の子は眠ってしまった。




人の優しさが、骨身に染みた。




もう、甘えない。
1人で頑張っていかなきゃ!



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