月の綺麗な夜に。

ダダダ〜!



凄い足音に飛び起きる。

何事が起こってるのか、夢かとも思った。



「どけどけ〜!」

前に追いかけられた嫌いな奴が、こちらに向かって突進してくる。


顔が見えた途端に、眠気も吹っ飛んだ。




『なんで追いかけて来るの〜?』




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