月の綺麗な夜に。

「久しぶりだなぁ、今日こそ捕まえてやるぞ」


『きゃ〜!なんでここにいるの〜?』


「この辺はオレの縄張りだ。追いかけられたくないなら、さっさと家に帰れ!」


帰れるものなら帰りたい!なんで、あんたなんかに言われなくちゃならないの?


逃げながら心のなかで呟いた。







でも、コイツがいるって事は………?



近くまで帰って来たんだ!



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