月の綺麗な夜に。

車が通らない時をみはからって、道路を横断していく。

家のすぐ裏から上がれるとは、思っても見なかった。

あっつ!こないだ見た河川敷だ!



そこには、前に見た事のある河川敷が広がっていた。

「来た事あるの?」



『この間、遊びに来た事があるよ。』


実は、遊びに来た時に、迷子になったとは、恥ずかしくて、言えなかった。

でも、こんなに近かったなんて。



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