あなたがくれたもの



―――ガラガラ


『藍澤さん大丈夫?』


あれからちょっとしたら絵美と保健の先生が来てくれた



『はい大丈夫です』


『なら良かったわぁ』


『ご心配かけました』


保健の先生は優しく笑ってくれた



『雨音♪帰ろ♪』


絵美も私に嘘のない笑顔をくれた


『いこっか』


『うん!』



私と絵美は保健の先生にお礼を言った



『大沢先生かっこよかったよ〜雨音をお姫様抱っこしてたしね』



『そうなんだ』


そういえば先生にはまだ倒れてから会ってない



『雨音は気失ってたから覚えてないでしょ?』
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