あなたがくれたもの


『どうしたの?』


私はきっと驚きを隠せないでいる


『明後日お父さんの誕生日だろ?』











そうだった・・・







『それより雨音怪我してる』



私は苦笑いしながら言った


『こけちゃてさ』



『そうか』


お兄ちゃん今だけでも良いから騙されるふりしていてね?




『鈍臭いでしょ?』


『そんなことないよ。無理するなよ?』



お兄ちゃんは優しく頭を撫でてくれた




ありがとうお兄ちゃん
< 125 / 150 >

この作品をシェア

pagetop