あなたがくれたもの



『そうか。こっちも急に悪かった』


雅さんは私にまた微笑んでくれた


本当に申し訳ない



『そのぶん今日は頑張ってくれよな』


『はい!』



雅さんは私にとって大きい存在だ









―――カランカラン



『いらっしゃいませ』






『よ!雨音!』












『また先生ですかそれよりうちのバーは予約制です』

先生は全く反省の色もなかった


『気にするなよ』


こっちも商売だから
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