あなたがくれたもの



でも俺だってわかってる

いつまでも逃げてばかりじゃあ駄目なんだって


『―――わかってるけどなぁ』




中々実行出来ない。俺の悪い癖だからなぁ




それから雅が帰ってきて雨音は弁償すると



たかがグラスで・・・真面目より周りに迷惑かけたくないだろうなぁ





おれは営業スマイルで雨音に言った






『そうだぞ♪雨音』






でも雨音にはきかなかったしわかっていたんだ







『先生またきしょく悪い笑顔してるんですか?』
< 137 / 150 >

この作品をシェア

pagetop