あなたがくれたもの
『う〜んどうしよかなぁ♪』

ふざけるなあ!23歳が言ってるだけできもいんだよ
『私テニス部なんです 早く返して下さい。』

『知ってるよ♪藍澤って結構上手いんだろ?クラスの女子が言ってたぞ』

さっさとかえせ!

『・・そうですかあじゃあ練習あるんで』

『・・・しゃべらね?』

『.・・・・・は?』

今変な事が聞こえたような
『だから人生について!』
『大沢先生私の事嫌いならほっといてください』


てかあなた朝私に私みたいに人生どうでも良いって思ってる奴嫌いだって言ったよね?


『お前みたいな奴はほっとけない。お前みたいな奴は人生だけじゃなくて生きているって感じしないだろ?楽になれば?』


イライラする


『・・・意味わかりません』

『だから言ってんじゃん!お前なんかあんだろ?
楽になればいいし細かいことで気にしてるだけじゃないの?一人暗闇にいるみたいで人の気持ちなんかどうでもいいくせに』


何知ってんの?駄目だ言葉が止まらない。


『先生なんか私の過去とか知ってるの?』

『しらんでも人生軽く見てる奴?』


これ以上無理だ。


『じゃあなにも言わないでよどうせあんたも周りの大人と一緒よ!だから だから私あんた大嫌い!!
なんにもしらないで!!
私だって人生色々したいわよ!!』


駄目だ


『見方変えれば人生かわるぞ?』


『・・・・知らない人生なんか』


私はいきよい良く先生の手からボールを取って走ったその時カーンと金属が落ちる音がした


『・・・藍澤!』


先生の声なんかわからなかった
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