あなたがくれたもの
『別に。あんなこというてた卓と絵美に腹が立っただけだから』
私はきっと無表情だろうなぁ
『・・・私謝ってくるから』
なんかぁマシになったね
『早くいきなよ』
『わかった!』
絵美はそう言うと走って出て行った。
疲れたなぁ
今から保健室に行って寝よう。
『―――雨音?』
『何?卓』
私の後ろには卓がいた
今日は私のサボりを邪魔するやついっぱいいるなぁ
『話があるんだ』
『手短に』
『雨音が好きだ。付き合って下さい』