待ち受けカノジョ。
9月1日
「おはよー!」
「久しぶり!」
登校してきた生徒達が元気に声を掛け合い、次々と校舎に吸い込まれていく。
ポケットに手をつっこんで歩くオレは、校庭の真ん中でふと立ち止まる。
空を見上げた。
眩しく輝く太陽。
抜けるような青い空に、ひとつだけ白い雲がフワフワ浮いている。
キーンコーンカーンコーン…
チャイムの音で、また歩き出した。
こうして…
オレはまた日常に戻る。
高校最後の夏休みが、終わった。
「久しぶり!」
登校してきた生徒達が元気に声を掛け合い、次々と校舎に吸い込まれていく。
ポケットに手をつっこんで歩くオレは、校庭の真ん中でふと立ち止まる。
空を見上げた。
眩しく輝く太陽。
抜けるような青い空に、ひとつだけ白い雲がフワフワ浮いている。
キーンコーンカーンコーン…
チャイムの音で、また歩き出した。
こうして…
オレはまた日常に戻る。
高校最後の夏休みが、終わった。