糖度∞%の愛【編集前】
きっとこれから喧嘩もするだろう。
悲しくて泣く日もあるかもしれない。
それでも、それを乗り越えて笑い合える日々の方がはるかに多いと、根拠のない自信がある。
私のことを理解しようとここまで努力してくれた彼方に、私もそれと同じくらい……ううん、それ以上の愛情を持って二人で過ごしていきたいと思える。
そして私たちの物語は始まったばかりなのだ。
だから私は糖度たっぷりの∞%の愛を、彼方に届け続ける。
そうすればきっと、私たちの物語は幸せに溢れたエンディングを迎えられるに違いない。
いつかきっと、あなたにも
沙織にとっての彼方のような
病気もなにもかも受け止めて、不器用でも全身全霊で愛してくれる人が
あらわれますように……。
□END□