糖度∞%の愛【編集前】
自分の容姿は、自分でよく分かっているつもりだ。
自分の容姿を自覚できない馬鹿でもないし、
自分を謙遜するほど可愛い性格でもない。
私の容姿は、ある一定の基準があるとしたらそれを優に上回っているだろう。
それは決して話を大きく言っているわけでもなく、事実だ。
そして、それに群がる男が私の容姿が目当てだというのも、ちゃんと理解している。
人間の第一印象なんて外見に決まってるし、中身を知らずに告白するのも“あぁ、勇気あるな”と思えるくらいの年齢になっている。
そして、私はその容姿を持っていても、普通の人と比べたら“劣っている”ことも自覚している。
そう、その秘密が、私の持つとてつもないハンデだ。