scar-傷痕-



確かに汗ばんだ服は身体に悪いし、お酒の匂いは気持ち悪いのを増幅させていた。

でもいざ起きて自分の下着がなくなっていることに気づいた時は正直消えたくなった。


「はぁ…」


くんくんくん。

とりあえず本当にお酒臭い。

パジャマを洗濯機に投げ入れて八つ当たりしたあたしはシャワールームへ入ったのだった。
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