スーパーフォアと生徒会長
「千浩ちゃん…だよな?俺、前会ったときから、千浩ちゃんのことが気になってたっていうか…」

「そうなのか?何故?」

「えっと、俺にあんな風に向かってきた女の子は初めてだし、千浩ちゃん…凄く、可愛いし…」


女の子に可愛いって言うことが、こんな小っ恥ずかしいと思ったのは初めてだ。

なんか千浩ちゃんの前だと、おかしくなってしまうのだ…。


「待ーてーよー。千浩ちゃんは俺の女、になる予定なんだから手ェ出すなよ」


と、タバコを片手にした達也が口をはさんできた。


「けっ!何言ってやがる。普通の友達ーってキッパリ言われた癖に!お前が俺に指図する権利は無いのだ」

「何だとぉーっ!」

「お?文句あんのかコラァ」

「「ぬ゛ぬ゛ぬ゛ぬ゛」」


*田中幸大と高橋達也。
二人は事あるごとにこんな様子になっている。


「お前ら落ち着け」


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