スーパーフォアと生徒会長
ドンッ‥!!!

素早くパンチをかわした千浩ちゃんが、男の腹にフックを入れていた。


「う…っ」


バンッ‥!!

さらに怯んだ男にハイキック。


「もう終わりか?」


相手をさらに挑発するように言い放つ千浩ちゃん。

俺たち、そしてチームの奴らも一瞬あぜんとした。


「おらぁぁぁ!!」


今度は複数の奴らがかかっていく。

バッ!バッ!
バキッ!!ガシッ!!


「ふんっ!はッ!…はぁッ!!」


生々しい音が止むことなく辺りに響く。

鉄パイプを持った男らの攻撃もかわし、体を素早く動かしながら複数の相手をする千浩ちゃん。

男らが叫びや呻きをあげながら地面に倒れていく。

まるでヤ○クミ。


「す、すげ…」

「千浩ちゃんって一体何者なのだ…」


俺らはただ愕然としながら、それを眺めるだけだった。

しかし、


「くっ!はっ離せ」

「女のくせに手こずらせやがって」



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