スーパーフォアと生徒会長
*朝。
*田中幸大たちは近くのコンビニに集合することにしていた。
フォンッフォンッ
絶好調のSFでいつも行くコンビニに乗り入れる。
おっ、千浩ちゃんが来ているのだ!
キィィ‥
フルフェイスのメットを脱ぎ、挨拶をする。
「…はぁっ。おはよう千浩ちゃん」
「おはよう。いい朝だな、…って金髪!」
「おー」
千浩ちゃん、いつも見る時より化粧がしっかりしている。
やっぱ学校の時と私服の時と使い分けてるのか。
私服+化粧ってだけで、随分女の子らしくなるものだな…。思わず見とれてしまう。
と、千浩ちゃんもこちらの顔をじっと見つめていた。
可愛いというか、美しいという感じの顔立ち。
それに見つめられて、平常でなんていられない。
「黒髪の方がよかった」
「……………」
高鳴っていた俺の心は、その一言で一気に萎えた。
「ところで、長ズボンをはけと言うからデニムをはいて、靴はスニーカーにしておいたが、これで大丈夫だろうか?」
もちろん俺の指示。
「おう。あと長袖の上着持ってるか?」
「パーカーを持ってきた」
バイクに乗るのに肌が晒されてるのは良くないからな。
俺も普段は人のこと言えねぇけど。
「ヘルメット、私のも用意してくれたのか?」
「ああ。借り物だけどこれを使ってくれ」
手渡したフルフェイスを受けとる千浩ちゃん。
*田中幸大たちは近くのコンビニに集合することにしていた。
フォンッフォンッ
絶好調のSFでいつも行くコンビニに乗り入れる。
おっ、千浩ちゃんが来ているのだ!
キィィ‥
フルフェイスのメットを脱ぎ、挨拶をする。
「…はぁっ。おはよう千浩ちゃん」
「おはよう。いい朝だな、…って金髪!」
「おー」
千浩ちゃん、いつも見る時より化粧がしっかりしている。
やっぱ学校の時と私服の時と使い分けてるのか。
私服+化粧ってだけで、随分女の子らしくなるものだな…。思わず見とれてしまう。
と、千浩ちゃんもこちらの顔をじっと見つめていた。
可愛いというか、美しいという感じの顔立ち。
それに見つめられて、平常でなんていられない。
「黒髪の方がよかった」
「……………」
高鳴っていた俺の心は、その一言で一気に萎えた。
「ところで、長ズボンをはけと言うからデニムをはいて、靴はスニーカーにしておいたが、これで大丈夫だろうか?」
もちろん俺の指示。
「おう。あと長袖の上着持ってるか?」
「パーカーを持ってきた」
バイクに乗るのに肌が晒されてるのは良くないからな。
俺も普段は人のこと言えねぇけど。
「ヘルメット、私のも用意してくれたのか?」
「ああ。借り物だけどこれを使ってくれ」
手渡したフルフェイスを受けとる千浩ちゃん。