スーパーフォアと生徒会長
海でのひととき
「高橋、田中!」
「お、千浩ちゃん」
着替えた千浩ちゃんと瑞希ちゃんがこちらに向かってくる。
二人ともビキニかよ。
「待たせたな」
「い、いやいや」
すげぇ…。
制服の時ですら目立ってて、私服を見てかなり「ある」なと思っていて、今水着。
なんとまぁ、良すぎるスタイル。
強い日差しを反射する柔らかそうな肌に、小さな水着が若干食い込んでいる。
サイドテール?にした髪がまた新鮮。
「どうだ?」
自信あり気な態度がまた良いなぁ。
「何よ、私だって負けてないでしょー!」
髪をアップにした瑞希ちゃんがそう言った。
白い肌に黒のビキニという組み合わせがメリハリを効かせている。
千浩ちゃん程スタイル抜群!って程でもないかもしれないが、とても大人っぽい。
「二人とも可愛いぞ~」
と、達也は軽そうに言っているけど、俺は若干見とれてしまっていた。
「さて、どこで場所取りをしようか」
「あっ。そ、そうだなー…」
千浩ちゃんの一言で、俺はようやく現実に引き戻された。