現代科学の恐ろしさ。
キーン・・・コーン・・・カーン・・・

俺の学校の・・・

タクヤは席に付き教室を見渡した・・・

まだカナちゃんは来てないか・・・

半分ガッカリ・・・半分ホッとした・・・

その時だった・・・

『おっはよ〜』

すげぇハイテンションなアイサツ・・・

タクヤは引きつる顔に力を入れ笑顔で振り向いた・・・


・・・だから誰だよあんた?

またしても知らない女子だ・・・

どうしたんだよ俺!落ち着け俺!

別にどーってことないだろ・・・たまたま告白された娘に電話したら一人エッチしてるってカミングアウトされただけじゃねえか・・・

普通だよ整理現象さ・・・

おいタクヤ!おまえはラーメン屋でラーメンを頼んだカナちゃんを否定するのか?
違うだろ・・・いま大切なのはカナちゃんがトンコツと塩どっちが好きなのかって事だろ!

頭を冷やせトンチンカン!
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