空人
空を見ていた
空をみていた
ずっと空をみていた
雨が降っても
雪が降っても
ずっと空をみていた
悔しくて
切なくて
意地になって空をみていた
もういいや と言って
ある人は空をみるのをやめた
もうやめなよ と言って
ある人は通りすぎていった
たくさんの人がここから去っていった
それでも意地になって
ずっと空をみていた
そして その日は突然やってきた
ゆっくりと雲が開き
自分に向かって
すっと光が射してきた
光はやがて体に入り
足元からでて一本の道となった
僕はこの道を歩いていった
一歩一歩しっかりと
自分でみつけたこの道を
やっと僕は歩きだせた
ずっと空をみていた
雨が降っても
雪が降っても
ずっと空をみていた
悔しくて
切なくて
意地になって空をみていた
もういいや と言って
ある人は空をみるのをやめた
もうやめなよ と言って
ある人は通りすぎていった
たくさんの人がここから去っていった
それでも意地になって
ずっと空をみていた
そして その日は突然やってきた
ゆっくりと雲が開き
自分に向かって
すっと光が射してきた
光はやがて体に入り
足元からでて一本の道となった
僕はこの道を歩いていった
一歩一歩しっかりと
自分でみつけたこの道を
やっと僕は歩きだせた