クールな俺様王子?!
「結奈…叶斗くんと付き合うってホントなの?!」
真奈は真っ直ぐ私のところに来て興味津々で
聞いてきた。
「あ――、まあね」
あえて素っ気なく言った。
告られたっていったって、強制的な感じだったもん。
「きゃ—―――!おめでとうー!」
えっ!?
真奈のその言葉にびっくりした。
だって、私が告られた時は真奈は心配してくれたりして
いつも、『大丈夫なの?』
とか、優しい言葉を掛けてくれるもん。
…で、不安になった私は、1回も付き合ったことがなく
告白を断る…という感じになっていた。
それなのに、今は―――――
なんで?!