最弱!?なカレ





熱がある…?


あたしは那月君の額に手をあてる。



やばいな、これ。



あたしは必死で那月君を支え、ベッドへ運ぶ。


「那月君っ…頑張って…」


那月君はふらふらしながらも、あたしに支えられて歩いてくれた。



女のあたしの力では、那月君を運ぶことはできないからね。




那月君はベッドに横たわった瞬間に気を失った。


天晴れな精神だわね。








とりあえず熱を計って…









………39度2分…。




ちょっと高いわね。



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