最弱!?なカレ





この人のクセなのかな?



でもドキドキするからやめてほしい。





あたしはその手からすっと抜けて「どういたしまして」と言った。



「逃げんなよ」


那月君は寂しそうに言う。



「今日学校は?」

あたしは話を逸らす。



「行くよ」

と、ムスッとした顔で言う。



そして那月君はベッドから立ち上がり、あたしの前で止まる。




「これさっきの仕返し」



…チュッ








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