最弱!?なカレ
あなた誰?
あたしは学校を出てデパートに向かう。
歩くこと10分。
さ、何にしようかな~。
あたしは迷わず食品売り場に行き、食料の調達。
買い忘れちゃいけないのがチョコレート!
あたしはなんとか買い物を済ませ、店を出る。
来たときは明るかったのに、もう日は沈み、空が暗くなっていた。
まぁ街明かりはあるから明るいんだけど。
「ねえ君、荷物重くない?俺が持ってあげようか」
店を出ると知らない男に話しかけられた。
「結構です。荷物重くないんで。お気遣いありがとうございます」
あたしはにっこりと微笑みかける。
こういう時は冷たくすると逆ギレされるのよね。
でも今日の男はしつこかった。
「笑顔も可愛いね!そうだ、そんな荷物なんて置いて、俺と遊ぼうよ」
何を言ってるんだこの人は。
「あ、いえ…早く帰らないと…」
あたしはそそくさと歩き出す。
それがダメだった…。