最弱!?なカレ





麗と出会った時、優羽みたいになりたくて明るく話した。



でもすぐに見破られた。




オレには、おまえみたいになるのは無理だよ。



『どうせおまえも傷つけるよ』


大嫌いな男の声が脳裏に響く。



傷つけない、絶対に。




オレはおまえとは違うんだよ。



いくら、おまえの血が流れていようが関係ない。




「……ん、…つきくん」







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